家族の入院中にスマホのデータ通信対策でやったこと | 内向型人間の知恵ブログ

家族の入院中にスマホのデータ通信対策でやったこと

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母が怪我と病気で入院して3ヶ月が過ぎ、自分のことはほとんどできなかった。
このブログの執筆もそう。
今回はブログの再開も兼ねて、経験を書き残したいと思う。

入院中もスマホを使い続けられる準備が必要

入院の際に必要なものは病院側が教えてくれる。
歯ブラシやら洗面器やら、割り箸やら、多くは100均に行けば揃えられるようなものが必要になる。
(そういったものを入れるための大きめのバッグも100均で、300円の商品を購入した。)

それ以外に必要だったのはスマホのデータ通信量の対策だった。

大きい病院だったがWifiは使用できず(ルータは廊下の天井にあったが)、母は友人とLINEでやり取りをするし、ネットも閲覧するので2ギガバイトのパケットを使い切るのは簡単だった。
(キャリアはDocomoだけど、今は無きギガライトよりも前のプランだった。)

入院中のプラン変更は大変

コロナだなんだと未だに面会すらできない病院が世の中に存在する中、入院することになった病院は面会が可能だったが、制限時間があった。
端末は本人が持っているのでMy Docomoにログインするには面会のときにしかできないし、速度制限がかかるとMy Docomoも例外なく遅くなる(自分のPCから入ろうとしたが、ページを戻る操作を間違えたときにロックされた)。
おそらくどのキャリアにも言えることだと思うが、プランや契約まわりのことがとにかく分かりづらい

プランが分かりづらい。
自分が使っているギガライトは今夏で新規受付を終了していて、新たに登場したプランは大して安くもない。
さらに、ahamoかirumoか、手頃そうなものにプランを変更しようと思ったら、My Docomo内をどれだけ探しても見つからず、さらに調べると「別サイト」に行かなければならないというオチ。
「My Docomoでプラン変更できる」という情報を見ていたから、「そうでなかった」ことがひんしゅくを買った。

料金プラン「eximo」と「irumo」の分かりにくさから見えるNTTドコモの苦悩 _ 日経クロステック(xTECH)

入院している本人がプラン変更に行けるわけもなく、プラン変更の変更は延期。
その代わりの対策として、「スピードモード」を契約。
これは毎月のパケットを使い切ったときに、追加で購入するというもの。
1ギガバイト=1千円は割高なのだが仕方ない。

(ネットでは「ギガを買う」という表現で通るのだが、My Docomoではそうではなく「速度制限解除申請」的な名前で、これも分かりづらかった。)
(そんなMy Docomoもデザインの改修が行われるようだが、その後はチェックしていない。)

dアカウント ログイン画面のデザイン刷新および、一部提供機能の変更について _ お知らせ _ NTTドコモ

iPhoneを有線LANにつないで解決

母は入院中にさらに悪いところが見つかり、入院生活が延びた。
結局ネット環境をどうしたのかといえば、有線LANをiPhoneにつなぐことになった。

これは母が入院中に教えてもらったことで、自分は普段Wifiと4Gだから不要だったのだが。
LANケーブルをUSBに変換する周辺機器が存在し、さらにそれをiPhoneのLightning端子に挿せるようにする。
病室のテレビ台にはLAN端子があるから、これでパケットを消費せずにネットが使えるというワケ。

iPhoneにUSB 3.0を挿すための周辺機器はAppleの製品だから割高になるのだが、一応これら二つの機器が一つになった製品もサードパーティに存在する。
家電量販店には置いておらず、Amazonの販売でないものもあるから購入は自己責任。

Lightning to USB 3 Camera Adapter – Apple(日本)

iPhoneを有線LANに手軽に接続、アンカーの「ライトニング&イーサネット 充電アダプタ」 – ケータイ Watch

あなたのスマホのプランは大丈夫?

かくして、母は退院してパケットの枯渇もしなくなり、周辺機器の出番もなくなった。
ただ、長期の入院で脚の筋力が落ち、「元気に退院した」とは言えない。
プランの変更はまだできていない。

突然の入院なんて大事になると、連絡を取り合うことは避けられない。
割高のプランでパケットを使い放題にしていれば問題ないが、普段から外でスマホをバリバリに使うでもなければ安く抑えたくもなる。
そこで暇つぶしでも、自分の病気について調べるでもすればパケットは枯渇してしまう。
モバイルバッテリーのように、普段と異なる状況でもスマホを使い続けられるようにする準備が必要なんだなぁと思った。
(ちなみに、母の入院を機にモバイルバッテリーを購入し、手術の待ち時間の役に立った。)

入院することなんて無い方が良いし、事前にこんな話を見る人なんてまぁいないんだろうけど、印象に残った出来事だったので書き残した。

余談

医者は宴会ができて、病院では面会すらできないのは何なんだろうな。

日本外科学会「有名人呼んでノーマスクで大規模パーティー開催だ!」外科学会「やべ!ノーマスクの写真や動画は消せ!消すんだ!」 – Togetter

日本外科学会、宴会で盛り上がりネットでも盛り上がる _ 黄昏オヤジの暴発日記

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Peggy und Marco Lachmann-AnkeによるPixabayからの画像