Windowsアップデートを適用して再起動したあと、液タブを接続してもうんともすんとも言わない状況に遭遇した。
ペンを動かしても液タブの画面ではまったく動きがない。
が、よーく見るとメインモニターの方でカーソルが動いていた。
液タブが使えないと作業ができないので、色々やって解決した話。
環境はWindows10とWacom Cintiq 16。
【類似したトラブル】液タブにペンを近づけるとカーソルがPCモニターに反映される件… – Yahoo!知恵袋
やったこと
まずWacom Centerでマッピングの範囲を見直す→マッピング画面切り替えの設定は意識したことがないが、「Cintiq 16の欄にメインモニターの内容が映っている」のでバグっていると思った。
だけどそれを直す操作がないので、PCやデバイスの再起動を試すことにした。
(直ったあとのスクリーンショットと比較すると、やはり設定はおかしくなっていたらしい(Fig1)。)

次にPCの再起動→効果なし
液タブの再起動→効果なし
タブレットドライバの再起動→効果なし
タブレットドライバのバージョンを確認→最新版インストール済み。不具合報告なし。
Windowsアップデートの履歴を確認→更新内容に関連する不具合報告は無かった(Fig2)。
6月から3,4週間インストールを延期したものがちょうど通知が来て、「不満はあるけど仕方ない」という気持ちで再起動したらこうなった。

多分これで直る→直った
機器の再起動で直らないともなれば、「じゃあデスクトップ画面を液タブだけに映せばどうなるか」を試したくなる。
ディスプレイ設定で液タブのみ有効にすると、ちゃんとペンの動きにカーソルがついてきた。
これをまたメインモニターを有効にしてデュアルモニター化しても、ちゃんと液タブの側でカーソルが動いたので解決。
あとがき
これで直らなかったら深刻だけど、「昨日まで正常だった」「Windowsアップデートが無関係だった」なら、「(システム的に)ショックを与えれば直りそう」な予感はあった。
(もし直らなかったらお手上げ。やるにしてもWindowsアップデートの巻き戻しとか絶対に面倒くさい。)
頑張っていい感じのアイキャッチイラストを描きました。
「マッピング画面切り替え」のスクリーンショットは7年ぶりにアップデートがリリースされたGimp3.0.4で編集したんだけど、整列ツールが以前のように動かなくて微妙な気分になってしまった。
【Wacomの液タブで、画面は映るがカーソルがメインモニターに飛ばされるトラブル】
— 如月黒充🇯🇵 (@chromitz) July 13, 2025
・PC、ドライバの再起動は効果なし
・ドライバは最新版 v6.4.10-3
・Windowsアップデート直後だが因果関係は不明
・ディスプレイを液タブのみ有効にした後、マルチモニター化で解決
(類似:https://t.co/pD2eQz5U2V) pic.twitter.com/bhunhaCZ3Y