【日記】第3世代Ryzenで自作2号機を更新しました【自作PC】

アイキャッチ:CPUなどのPCパーツ

第3世代Ryzenが2019年に発売されてから半年が経ち、やりたいことにWindows機が必要となったので組みました。
予定では2台目のPCとしてOSを使い分けるように組みたかったのですが、予算の都合で部分的に変えることになりました。

パーツ購入から組み立て、使用感までを書いていきます。
(実施期間:2020年2月22日~2月24日)

パーツ選定とスペックについて

挿絵:購入したPCパーツの写真

ケースやモニターは大きく差が出ないので流用しました。
グラフィックカードは通用しなくなったら、電源といっしょに変えるときが来ると思います。

主役はRyzen 5 3600

なんと言っても、注目のパーツはAMD社のRyzen 5 3600です。
Intelの4コア8スレッドが高級品だった時代が長かったので、個人が6コアを使えるなんて思っていませんでした。

もちろん3600の上位製品や、若干は劣るものの値が下がった前世代の2700も魅力的ですが、3600無印のコストパフォーマンスを採用しました。(2016年にはi5-6400を2.5万で買うか迷ったのですが、同じ価格帯の製品とは思えない差がありますねぇ)

メモリは3200MHzを出せるもの

Zenシリーズはメモリの速さが性能に影響するのは、Ryzen CPUの情報を追っている人には基本の話です。
少しでも性能を引き出したくて、3200MHzに対応したメモリを選びました。
こちらは第3世代Ryzenが発売された直後にチェックしたので、多くのメモリはすでに売り切れていました。

予定では32GBにしたかったのですが、買えたのは16GB(2枚組)。
当時は焦って買いましたが、半年も組めずにいるなら様子見でよかったかも。

「搭載するメモリは16GBで足りる?」
バンダイナムコが開発中のオンラインゲーム「BLUE PROTOCOL」の推奨(最高画質)スペックは、メモリ16GBです。
クローズドベータテストに申し込みましたが、このPCだとちょっとキツそう。
メモリ16GBの時代は、思っているよりも早く終わるかもしれない。

コスパの良いB450マザーボード

Bシリーズの「普通」というランクのもの。
予定では新しいケースといっしょにMicro-ATXサイズにしたかったのですが、買い物が下手くそ(後述)でATX版になりました。

巷(ちまた)ではAsRock社の「Steel Legend」が人気ですが、(確かにかっこいいんだけど)「人気すぎる」という理由で不採用です(あまのじゃく)。
代わりに見つけたのが、ASUS社のTUF(タフ)ブランド。
耐久性がウリで、メモリスピード3200MHzに対応しているので価格を追うことにしました。
(先に発売されたPLUS版の上位互換がPRO版で、検索するときは紛らわしい。)

価格は1万円を切る時期もあり、さらにRyzen CPUとのセット販売で大幅な値引きを行うキャンペーンもありました。

ストレージはSATA SSDを継続

メモリと同じく、第3世代Ryzenの発売直後に焦って購入しました。
最近になってWestern Digital社のSN550が発売され、コスパがいい製品だと思っていたのですが、先にSSDを買ってしまっていたのでNVMeは未体験です。
(あとから買ってもOSの再インストールが面倒だから、買ってしまえばよかったと後悔。)

パーツ構成一覧

自作2号機の変更点を表にしました(図1)。
(※画像のクリックで原寸サイズを閲覧できます)

PCパーツの構成一覧
Fig1.PCパーツの構成一覧

パーツ購入エピソード

実は、買い揃えたいパーツの価格は2019年の12月上旬から追っていました。(スプレッドシートの記録は、途中にサボり有り)

一番安かった年末年始に買わなかったビビリ

PCを組むなら、予算には余裕があったほうがいいです。
高級品で組めという話ではなく、多少の変動に動じない余裕が大事。
価格の上がり下がりに一喜一憂していると、買い逃して、結局損をします(戒め。

各ショップでの検索は念入りに 。

RyzenCPUとマザーボードは、パソコン工房の通販で5千円引きのセット販売で購入しました。
が、これは大慌てで考える余裕がないものでした。

各ショップの価格を追う過程で、パソコン工房のB450-PRO Gamingを見落としていたため、セット販売に含まれていたことにかなり驚きました。
(当初、下位のB450-PLUS Gamingと勘違いして「扱っていない」と判断していたため。)

ずっと価格を追っていたMicro-ATX版のセットはすでに売り切れており、ATX版も時間の問題だと決断。
5千円引きのセットは手に入りましたが、この瞬間、Micro-ATX用のケースは見直さざるを得なくなりました。
(翌日にはこのセットは売り切れに。)

価格を追うときは、本当にショップで扱っていないのか確認しよう(戒め。

季節的な変動やセールはそれなりに注意

新型や上位互換の製品の登場で価格が下がることはPCパーツでもありますが、家電のように時期が明確とは言えません。
12月の頭はサイバーマンデー、その後クリスマスや正月など、時期的なセールを見てきましたが、ほしいPCパーツ単体の値下げは「運」です。
むしろ、PCパーツの場合はマイニングのような需要の高まりや、生産量の減少による高騰の方が怖い。

今回(2020年)は武漢肺炎(新型コロナウィルス・COVID-19)の影響でかき消えましたが、例年の春節でも工場の停止で価格の上昇が起こりやすいようです。
単純に価格を追うだけでなく、季節や状況による変動の知識があるとお得に買えるかもしれない。
今回見ていた範囲では、年末年始から春節までが安かった印象。

また、チップセットB550シリーズを見越してか、パソコン工房ではRyzen CPUとの同時購入でマザーボードの大幅な値引きが行われていました。
私が購入したのはWeb通販のセット販売でしたが、同時期のチラシでは、店舗でも同時購入で4,400円の値引きが行われていました。
この辺りもチェックしておきたい点です。

買いそこねたWindows10

Ryzen CPUとマザーボードは安く買えましたが、PCを組めたのは、さらに1ヶ月後のことです。
というのも、Windows7のサポート切れを完全に忘れていて、多くの店舗で品切れや価格の上昇が起こりました(図2)。
価格を追っているときは数字しか見ておらず、在庫切れに気づかなかったことも状況を悪くしました。

結局、「最安ではないけど安いと思える価格」で購入。
先にも書きましたが、最安値を気にしすぎていなければもっと早く、結果として安く組めていたと思います。

記録したWindows10 Homeの価格
Fig2. 記録したWindows10 Homeの価格

組み立て作業

分解作業

今回はCPUに関係してマザーボード交換します。
そのため、パーツを外していくとケースと電源しか残りませんでした。

AMDのCPUはIntelと異なり、剣山のようなピンがCPUに付いています。
これが「ピン折れ」するんじゃないかと不安だったのですが、マザーボードに挿してしまえば隠れてしまうので安心しました。
むしろ、Intel CPUを外したマザーボードの方が問題で、ソケットの保護カバーを取り付けようとしてちょっと曲がりました
指で軽く触って並びがキレイになったので、多分大丈夫でしょう。
(4年前に組んだときに、よく壊さなかったな……)

組み立て作業

マザーボードに装着したRyzen 5 3600

CPUクーラーは、最初は付属のものを設置しました。
が、あまりにもうるさかったので、翌日に虎徹Mark2に付け替えました。
(例えるなら、12センチファンが1200~1500RPMで回転しているような音量)

付属のWraith(レイス)クーラーの見た目は好きなんですけど、虎徹に変えたほうが静かだし冷えるしで、採用するのは難しいと思いました。

組み上げる前と後では、ほとんど見た目は同じです。CPUクーラーも似ているものだったし、グラボは据え置き。マザーボードの片隅が少し光る程度。あとは、背面のUSBポートが増えたくらいです。

OSのインストール

Windows10のパッケージ版に付属するUSBメモリ

Windows10のパッケージ版にはUSBのインストーラーが付属しています。
これがほしかった。
で、USB3.1 Gen2(水色)のポートにぶっ刺したところ、インストールに4分。プライバシー設定などをほどこして、デスクトップが利用可能になるまでが10分。
(NVMe SSDだったら、もっと速いんだろうか。)

インストール直後のディスク使用量は、28.2GB。(こんなに少なかったっけ?)
わかる範囲で設定を変更して、Windows機の完成です。
(ノ゚Д゚)八(゚Д゚ )ノイエ―イ

更新後のPCの内部

使用感

Windows10について

Windows10はデュアルブートで使っていたので、操作感は問題なし。
Ubutnuと比較すると、フォントが汚いとか、スクリーンショット機能が劣っているのは不便だと感じました。

(どうしてスクリーンショットをクリップボードに保存するんだろうか? Windows10には画像を保存するショートカットがあるけれど、全体あるいは切り抜くツールを起動させる必要がある。UbuntuならAlt + Prt Scでアクティブなウィンドウを一発で保存できた。アニメのカットなど一時停止なしで、連続して撮影するにはWindowsのスクリーンショット機能は不十分だ。)

マウスカーソルは黒いバージョンがあるのに、形が少し違う
One Driveは使わないし、ソフトはタスクバーのピン留めから起動するからスタートメニューは開かない。

Windows8で注目を集めた「ライブタイル」機能が廃止される話が2020年2月26日に出ました。

Windows 10の「ライブタイル」機能が廃止へ – GIGAZINE

ブラウザなど、クロスプラットフォームで提供されているソフトは変わらない使い勝手。
ブックマークをインポートしたので使い勝手は変わらず。

一番重要なのは、Windowsでしか動かせないビデオゲームが遊べる点。
多くのPCユーザは、この点に依存しているだろう。
(Ubuntuですべてをまかなえたら、Windowsを買わずに他のパーツに予算を回せるのに。)

Ryzen 5 3600について

Intel CPUとRyzen CPU

エンコードなど本格的に負荷のかかる作業はまだしたことがないのですが、3600はかなり強力だと思います。
デュアルモニターでブラウザのウィンドウをそれぞれフルスクリーンで開いて、片方でYoutubeを再生した場合、前のCore i3 6100(+Windows10)環境ではCPU使用率が30%ありました。
一方、Ryzen 5 3600環境では1~5%程度でした。

最新のチップセットドライバをインストールすることで、Windowsの電源プランにRyzen向けのものが追加されます。
また、Ryzen Masterをインストールすることで温度や電力の状態をモニターできます。
(室温23℃の部屋で、アイドル時27℃、Youtube視聴中には32℃。)

ただ、虎徹に変えてもCPU使用率10%でファンの音が気になるようになるので、発熱しやすいのだろうか。
「虎徹Mark2の上位製品だと静か」というレビューもあったので、虎徹では「悪くはない」という印象です。

Radeon Software Adrenalin Edition 2020について

Windows10でもRyzenの話でもないのですが、Radeonのユーティリティソフトがかなり進化しました。
以前はカタリストやRadeon Settingsと呼ばれていたものですが、Steamのようなゲームのライブラリやリソースモニターとして使えます。

MSI社のAfterburnerのようにOSD(オンスクリーンディスプレイ)でリソースを表示できるようになった点も魅力です。
(が、2019年版にはFPSカウンターもOSDで表示できていたようですが、2020版のどこを見ても見つけられません)

あとがき

とりあえず組んで使ってみました。
いずれはグラフィックカードの変更に合わせて電源を交換し、手頃なケースがあれば3号機として独立させたいですね。

一時的にUbuntu環境は失いましたが、Ryzen CPUの躍進でまたマザーボードが安く手に入るようであれば復活させたい。
こうやってパーツを流用できるところが自作PCの醍醐味。

Ryzen 5 3600の本格運用はまだですが、そのうち動画配信やエンコードで活躍してくれるでしょう。
以上、2016年から4年ぶりの自作PC組み立ての話でした。

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