(25) 自分は幸せになれると思えない

他人と関われない

嫌われないように気を遣って発言するのが疲れる。
結果、孤独でいる。
自分から声をかけられない。ネット上で詳しい人に質問するのも恥ずかしい。
相手からウザがられるとか、「何だコイツ」と思われるのが怖くて怖くて仕方がない。

誰にも必要とされない

誰も自分を必要としないし、必要とされるものを持ってない。俺は誰の役にも立たない。
ブログは無償で、解説を書くのはボランティアだった。
でも、それが誰かの役に立たなければ、ただの独りよがりだ。
何の魅力もない。
孤立。孤独。自分がいなくても誰も困らない。

社会で通用するためにハードルを高くせざるを得ないが、当然越えられず、目標が山積みになる。

この手の話をすると「生きているだけで偉い」とか言われるが、この社会ではそんなことは実感できない。

嫌な奴という自覚

社会や人間のクソなところに晒されて、生きていくためには冷たくなるしかなかった。
Twitterでちょっと変わった人が話題になっても「フーン。人それぞれだし、いいんじゃない?」という感想で締めることが多い。
寛容にみえるこの振る舞いも、「俺には関係ないし、本人が責任を取るんだから好きにさせときゃいいじゃん」と投げやりになっている。

一方で、政治や社会構造のように自分に関係あることは無視できない。
税金で好き勝手してるクソみたいな政治家とか、捏造や偏向報道が通常運転のマスゴミには怒りしかない。
本気だから口も悪くなる。
(じゃあ自分が立ち上がって何か行動するかといえば、ネットで管を巻くくらいで、他力本願だと言われても仕方がない)

現代は、人当たりが良くて、デリケートな話題に言及しない方が受け入れられる。
俺は真逆だ。

理解されないハンデ

うつ病、アダルトチルドレン、内向型、完璧主義、学習性無力感……
解決すると思って集めた知識は、自分がダメな理由を説明するためのものでしかなかった。

頑張ることすら出来ないこともある。(頑張ったところでどうせ結果は出ないが)

俺の人間という紙(何と表現すればいいのか)はボロボロ。
濡れて、汚れて、破れて、これで「頑張れ」とか「こうしたらいい」とか言われても、紙に書き込めない。
自分を変えられない。
書く前に紙をどうにかするところから始めないといけない。

簡単に言えばマイナスからの出発。

希望はない

一言で言えば社会不適合者。
社会のレールに乗れなかった。
恋愛? 結婚? 就職? 出世? 愛ってなんだ?

無職童貞。

頑張ってどうにかなると思えない。
「新しいことに挑戦」なんて聞こえは良いが、何の成果も出せないシロウトのまま。
自分より若い人が活躍していて、俺は要らない。

人間として当たり前のことができない。
生きている価値がない。

人生がつまらない

楽しいことがない。
ゲームは楽しいからやるものではなく、習慣や現実逃避の手段。
笑うきっかけがあっても、心はまったく潤わない。
幸せじゃない。
感情も表情も麻痺している。
セロトニンやドーパミンが足りない。
毎日作業したり、しなかったりするだけ。惰性。
生きていて良いことなんて無い。

あとがき

もしカネに困らない平和な社会になったとしても、俺の心は歪んでいて、自信も行動力もないのだから、今と変わらず日陰で生きることになる。
結局、マジメだろうがなんだろうが、行動力がなければ何も得られない。
逆に、不真面目・不誠実でも、行動力があれば幸せになれるだろう。