3Dモデリング修行記録1(23年3月・4月)

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3DアバターとVRワールド、ゲーム開発を諦めきれずに再出発。
今回はチュートリアル動画で経験を積んで、出来ることを増やしたい。

やらなければ上手くならない。

チュートリアル1:ソファ

ソファのレンダリング画像

動画時間が14分。まずは簡単なものからリハビリ。
グラボをまだ変える前なのでCyclesのレンダリングをCPUで演算。PCの熱も音もひどかった。

初めてベベル(Ctrl+B)を使った。

ソファ制作のダイジェスト

チュートリアル2:クリームソーダ

クリームソーダのレンダリング画像

ハードウェアに依存しないレンダーエンジン「Radeon Pro Render」を導入。
これならRX480でもGPUでレンダリングできる……ハズだった。

AMD Radeon™ ProRender _ AMD

しかしBlenderのノードを編集した際にオブジェクトが紫(ピンク・マゼンタ)になる問題が発生。
この現象はテクスチャを貼ることに失敗した場合に起こるものだが、波テクスチャのノードを切り離しても変わらなかった(Fig1)。
レンダーエンジンをCyclesにすると正しく処理されるので、Radeon Pro Render側が原因だと思われるが、情報が少なすぎて検索しても解決できなかった。

エラー比較
Fig1. Radeon Pro Render(左)とCycles(右)のレンダリング比較

これでグラボの買い替えを決意。4月にRadeon RX6700XTを購入。

Radeon RX480からRX6700XTへ(ベンチマーク・トラブル) _ 内向型人間の知恵ブログ

(それにしても、動画を見ながら作ったハズなのに、底の部分がブサイクすぎる……)

クリームソーダ制作のダイジェスト

チュートリアル3:ミニチュアルーム・家具

ミニチュアルームのレンダリング画像

Radeon RX6700XT購入後。
少し難しいもの。動画時間1時間。

以前、いきなり3Dアバターを作り始めたときには知らなかった、学ぶことが多い。

  • 3Dカーソル、原点の移動・切り替え
  • ピポットを中心にライトを回転させる
  • 引き出しの取っ手の部分を、辺からスキンモディファイアで厚みをつける
  • 窓枠をアドオン「Bool tools」で切り抜く

(オブジェクトをいい感じに色分けする方法もここで取り入れる。シェーディングの「カラー」を「ランダム」に。)

ミニチュアルーム制作のダイジェスト1
ミニチュアルーム制作のダイジェスト2
ミニチュアルーム制作のダイジェスト3
ミニチュアルーム制作のダイジェスト4

自作1:教室と机・椅子

背景用モデルの利用イメージ

イラストのために教室の窓と机・椅子を制作。
チュートリアル3のBool toolsを知る前だったので、人力で窓をくり抜いた。

机・椅子のパイプの部分は、辺をカーブに変換してモディファイアで筒状に。
それぞれのサイズは資料を集めて、おおよそその大きさで造形。
カメラに絵の下書きを貼り付けて位置調整。線画の出力はFreeStyleで出力。

机は全部並べたかったが、複数のオブジェクトの集まりは配列モディファイアで複製できない。
イラスト制作のレイヤーを結合できないのと同じように、修正できなくなるのが怖くて一つのオブジェクトに結合しなかった。
イラストには1組あればいいので、これで妥協。

簡単にできるかと思っていたが、4日かかり、その間絵の方は作業がストップ。
手早く作れないと共倒れになる気がする。今後の課題。

教室制作のダイジェスト