(16) 絵の上達は「自分の畑を耕す」というイメージ・考え方

アイキャッチ:ざるに載せた野菜

sosari1086によるPixabayからの画像 

他人と比較しないための言葉はいくつかあるが、それを聞いてすぐに反映させることはできなかった。

絵は「自分の畑で実るものという」視覚イメージ。
どうにかできるのは自分だけ。
初めは狭いし、実りも少ない。

よそは立派な作物(作品)が出来て、評価(いいね)されて、出荷(リツイート)される。
長年培ったノウハウや設備投資の差はあるが、それを眺めていても仕方ない。
だからこそ、「自分の畑は自分で良くするしかない」と自覚できる。

補足

挿絵:家庭菜園
Julia CasadoによるPixabayからの画像

他人と比較して落ち込む・劣等感にさいなまれるのは経験済みだし、「比較しない方がいい」というアドバイスも散々見てきたけど、私には比較しないのは無理だ。
毎日のようにSNSで流れてくる作品を見ているから。
模写だって、誰かの描いた絵を見ている。

自分の畑を自分の力で耕して、作物が実ったときのように絵の完成に喜びを感じられるイメージが湧けば、比較や劣等感に囚われにくくできるんじゃないだろうか。
PixivやTwitterのアカウントを「自分の畑」とみなして、そこを豊かにする。イメージは家庭菜園

描けるものが少なくてもいい。
最初は数が少なくて当然。
毎月の成果を振り返って、徐々に土地を広くしたり、難しい作物にチャレンジすればいい。

そしていつか、「私の畑で採れたらくがきです」って投稿したい。

◆タイムスタンプ