(22) 友人と疎遠になる心理

アイキャッチ:集団から離れた駒

Alexas_FotosによるPixabayからの画像 

友人と疎遠になる心理。

進路がちがうから。
社会人になったから。
それぞれの生活があるから。
そういったありきたりの理由じゃない。

就職を諦めて卒業を優先し、社会のレールから外れたら、社会人になった友人との接したくなくなった。
提供できる話題がない。
それに、彼らの活躍と自分を比べたら、みじめだと思うほか無い。
だから、こちらから声をかけることをしなくなった。

うつ状態だと、身辺整理が過剰になる。
ケータイやSNSの使わない連絡先を、さっぱり削除してしまう。
自信はないくせに、こういうところは思い切りがいい(これは自暴自棄)。

相手に対する好感度は下がっていない。
だけど、「相手にとって自分は不要だ」と決めつける。

自尊心が育たず、自身を卑下したり、劣等感を抱えていると、
「こんな自分と話をするなんて迷惑だろう」と勝手に決めつけて、身を引く。(それでも気にせず誘ってくれる奴がいるのだから、世の中は広いと感じる。)


「アイツは結婚した」と又聞きした。
そいつと話す機会はもう来ないだろう。
それぞれの人生があるから。