(30) 社会不適合者の悩み・愚痴・事実 ※追記 | 内向型人間の知恵ブログ

(30) 社会不適合者の悩み・愚痴・事実 ※追記

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祖父母が亡くなった。
同居で身を置いていたこの家がどうなるのか、自分には権利がないが。
母も介護から解放されて、この家に残る理由がなくなった。

そうすると俺は、どこで生きようが収入がなければならない。
それができないから、こんな人生だったのに。
母と話して、自分と向き合ったメモの残し。

社会不適合者の悩み

  • 働けない(自信がない・失敗したくない・迷惑をかけたくない・責任を負いたくない)ことが理解されない
  • 自分は人生を諦めていて死ぬことも仕方がないと思っているが、それが親を不幸にしている
  • どうにかしたくても、どうにも出来ない。
    だから諦めているのに、この状況そのものが「言い訳のできない許されないもの」であり、罪悪感で毎日・毎秒、常に自分を責める。
    悪いのはすべて自分。
  • どれだけ悩んでも、「働く」「カネを手に入れる」行為以外に価値が無い

社会不適合者の愚痴

  • 「甘え」だとか「逃げている」とか、「怠けている」という言葉で片付けられ、本人が苦しんでいることが理解されない
  • 真面目が故に「ちゃんとしなきゃいけない」
    「他人に迷惑をかけてはいけない」
    「社会に迷惑をかけてはいけない」
    「社会人なんだから自立しなきゃいけない」
    「失敗してはいけない」
    「無職ではいけない」
    「何でも一人で出来なければいけない」
    「子どもみたいな性格や振る舞いは許されない」
    「ちゃんと出来ない自分はクズだ」と真剣に悩んでいるのに、知られていない・理解されない

社会不適合者の事実

  • 励ましや応援が効かない
  • 正確な自己分析が励ましてくれる母の気持ちを傷つけている
  • 真面目だろうが優しかろうが、カネにならない行為には価値が無い

社会不適合者に理解があるのはネットだけだ。(現実と同じように、大半は「社会の足手まといは死ねばいい」という風潮だが。)

社会不適合者で悩む人は、実はとても真面目で、自分に「皆と同じようにしなければならない」と課しているのです。

社会不適合者の意味と特徴26個!生き方・仕事・末路 _ Spicomi

社会不適合者だと感じて辛くなるのは、誰よりもあなたが自分への評価を低くつけているからです。「こんな自分はダメだ」「そりゃ社会からはみ出るに決まってる」「変わりたいのにそれすら上手くできない」と、自分を責め続けては、しんどくなる一方です。

同上

社会不適合者の悩み

今の状況=悪いこと。罪悪感。正当化できない。許されない。自己嫌悪するしかない。

永遠に地獄が続く気分。
こんな苦痛が続くなら、死んだほうがマシだと思う。

真面目であることは呪い。
学校では手がかからないから評価されただけ。

俺のような社会不適合者を誰が必要とするのか。

自信なし。成功体験なし。社会経験なし。大人になれなかったアダルトチルドレン。強すぎる不安。強すぎる完璧主義。

目標があっても、実現する能力も行動力も無い。

どれだけ悩んでも、「働く」「カネを手に入れる」こと以外に価値が無い。意味がない。

社会不適合者の愚痴

クソ真面目に「迷惑をかけてはいけない」「失敗してはいけない」と”正しくあるべき”だと生きてきたのに、それらを「働きたくない」という一言で表すと、「甘えんな」だの「クソニート」だの言われる。

俺がいつ「怠けたい」と言ったか。

学校の部活じゃないんだから、「向いてないと思ったら辞める」なんて無責任な振る舞いができる訳ないだろう。

真剣であることが、責任感の裏返しであることが理解されない。

「あれも無理」「これも無理」と言うと、「ワガママを言うな」「そんなくだらないプライドは捨てろ」と言われる。
そうだな。

「ちゃんとしなきゃいけない」
「他人に迷惑をかけてはいけない」
「社会に迷惑をかけてはいけない」
「社会人なんだから自立しなきゃいけない」
「失敗してはいけない」
「無職ではいけない」
「何でも一人で出来なければいけない」
「子どもみたいな性格や振る舞いは許されない」
「ちゃんと出来ない自分はクズだ」

こんな”くだらないプライド“、持ってるだけ無駄だよな。

社会不適合者の事実

暴力的な父親のせいで家庭環境が悪かったこと・それが原因で我が子(俺)の認知が歪んでしまったことに母は責任を感じている。
でも、そんな責任を負わなくてもいいと思っている。(言っても主張は変えなかったが。)

理由その1。
俺はいい歳した”大人”なんだから、自分でどうにかしなければならない。
社会に出る努力を怠った俺の責任。

理由その2。
心配されても、責任を感じられても、状況は良くならない。
俺が行動して結果を出さなければ意味がない
むしろ俺にとっては、「こっちは心配してあげてるんだから、さっさと結果出せ」と催促されている気にしかならない。

励ましや応援も効かない。
「誰でも失敗する」とか「理不尽に叱る方がおかしい」とか、そういう正論は社会では通じない。
社会が求めているのは使える人間でしょ?
失敗しない人間でしょ?
社会不適合者なんて相手にするのは面倒でしょ?

20年以上自信の無い人生を送って、社会のレールから外れて、人生を諦めて6,7年は経った今、言葉ひとつでどうにかなるものじゃない。
劣等感が染み付いている。

「俺は自分のことを社会に適応できなかったダメ人間だと思っているんだから、『良いところ』なんてあるわけないじゃん」と、真面目に、正確に答えた。
嫌だね。こういう正確な自己分析が、相手の気持ちを傷つけるなんて。
こういうの、「認知的斉合性理論(にんちてき・せいごうせい・りろん)」と呼ぶらしい。

このように、周囲からの肯定的な言葉を頑固に拒否するのは、心理学の認知的斉合性理論で説明することができます。

認知的斉合成理論とは、自分の認知(=考え、価値観)と周囲の認知を一致させようとする心の働きのことです。

自己評価が高い人は、周囲に対して自分を高く評価するようなコメントを求める一方で、自己評価が低いとは周囲に対して自分を低く評価するコメントを求めることで、自分と周囲との認知を一致させようとするのです。

自分のことを社会不適合者だと感じているからこそ、周囲からも社会不適合者という自分の認知に一致するコメントや態度を求めて安心感を得ようとするのです。

社会不適合者と自覚している人に見られる心理学的な特徴 _ メンタルの強化書

俺が人生を諦めていて死ぬことを受け入れているなんて、親にとっては聞きたくない言葉かもしれない。
でも、俺にはそれしか無い。
カネがなくて生きられないなら、二者択一。死ぬしかない。事実を言っている。

母も同じように、つらいとか苦しいとか、どうにかしたいという悩みがあるだろう。
俺一人が被害者ヅラをするのは、良くないと分かってる。
俺が母を不幸にしている
(鬱でぶっ倒れていたときは、同じように自己分析しても、親の気持ちなんて考える余裕もなかったな。遅すぎた成長。)

さいごに

「勇気は一瞬、後悔は一生」

いい言葉だ。
その一瞬の勇気でさえ出せなかったから、20代をドブに捨てることになったが。

「勇気は一瞬、後悔は一生」「死ぬこと以外は、かすり傷」
https://www.machida-shakyo.or.jp/kids/kotoba-1706/kotoba2.htm

逆転とか、挽回とか、そんなものはもう望んでない。
そんな未来は想像できない。
それは鬱でぶっ倒れたときから変わらない。

生き長らえてやりたいことをやるんじゃなくて、「死ぬまでに完成すれば良し、そうでなければそれまでの人生」だと割り切っていた。
このブログを立ち上げたときもそうだった。
鬱から回復したのは立ち直ったからじゃなくて、立ち直ることを諦めたからだ。

それは結局、完璧主義に囚われたせいで文章を書くことも苦痛になり、ブログは収入にはつながらなかったが。

社会不適合者の末路。

(ちなみに、現実逃避として資格取得や受験、創作活動は推奨されない模様)

現実的な就職を先延ばしにするための現実逃避の手段として、資格取得のための勉強、公務員試験の勉強、大学再受験、クリエイターになるための小説執筆やイラスト制作へと走ってしまう人はかなりの数に上る。

中途採用枠での就職では、資格の有無よりも、年単位の実務経験の方が圧倒的に重視される。そのため、就職のための資格勉強や大学受験は実質的に無意味に近い。

勉強や創作に逃避せずに、今すぐにできる就職のための行動を取ろう。

独特の性格をもつ社会不適合者の特徴と彼らがお金を稼ぐ方法 _ エリアブルー

追記:2022年2月18日

その後も検索していると、「かの偉人も社会不適合者だった」「社会不適合者は天才。今の社会に合っていないだけ」という主張を見かけた。
それと向いている業種の紹介。

偉人の過去がそうであったのは「大人の発達障害」分野で知っていたが、俺は天才なんかじゃないし、集団行動をしていたタイプだった。
学校の社会科見学みたいな機会にふらっと一人でどこかに行くタイプじゃなかった。
そういうきっかけで社会通念と合わないことを自覚する人は、芸術家やYoutuberとして、「他の人が持っていない強みがある人」として道を選べるんだろう。


自分を晒せるYoutuberを見て思うのは、「我が道を行く人は、自尊心を失っていない」ということ。
俺は天才でもないし、強みもないし、自信なんてまったく無い。
向いている業種を紹介されても困る。