(8) ググるのが難しい絵の悩み【どんな絵】

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Google的には価値の低い記事の濃さかもしれないが、それでも発信しないと伝わらないので書きました。

この記事だけで完結するには至らず、アップデートの余地が大幅にあるテーマだと思います。

「どんな絵を描けばいいか、わからない」

Google検索だと「何を描けばいいのかわからない」という悩みがヒットします。
この悩みは、「まったくの未経験ではなく描きたい衝動もあるが、それを向ける先がわからない」というもの。

私が抱えているのは、少しちがう。

描きたいものはあるんです。
そして、それは言語情報で、説明ができるもの。
「二次創作の【誰】」とか、「【何の】衣装で」とか。

わからないのは、それをキャンバス上で「どんな」絵にするのか。視覚的なもの。

わからないとは。

「わからない」という表現も曖昧なもの。
インプットが少なく、何もかもがよく見える状態だと思う。
数えられない選択肢の中から選ぶことが出来ない。決められない。

解法(仮)

全部描いて、気に入ったものを採用する

フルショット(全身)、ウェストショット、バストショット、アオリ、フカン、喜怒哀楽の表情……全部

……超原始的だ。
数学の経路問題を自力で数えるような手間のかかるものだ。
でも、迷って・決められなくて前に進めない方がもったいない。

すべての組み合わせを試すのは地獄だし、無謀だ。
Pixivのランキングや、好きな作品・イラストレーター・絵描きを参考にやってみようと思う。

「自分の【今の絵】が不満」

私は「絵が描ければ、それで満足」という価値観を持っていません。

最低でも「自分自身が納得できるクオリティ」であることを求めます。
裏返せば、今の自分の絵に不満があり、上手くなりたいと思っています。

(もっと簡単に言えば、「やるからには評価されたい」ってこと。)

Googleでは「不満」というワードよりも、「下手」を使ったほうが求めている情報に近いと感じました。
ヒットする悩みというのは、「自分の絵は下手で、嫌だ・どうにかしたい」というもの。

この悩みの解法そのものは、技術的には「ダメなところを改善する」、精神的には「下手なことを受け入れて、地道に伸ばす」といったものがある。

答えは出ているようなものなんだけど、私が気にしているのは、「上手い人もそうだったのか?」という疑問。

Before/AfterのBeforeが【今の絵】

上手い人が「n年前の作品と比べる」というBefore/Afterを公開することがたまにある。
もちろんそれは見ていて面白いし、参考になる。希望にも。

今の自分の絵は、そうした比較画像のBeforeに当たる。
そして、そんな自分の絵を不満に思っている。

上手い人はネガティブな感情にならなかったのだろうか?
比較画像からは読み取れない。
ただ、往々にして絵が上手い人というのは、絵を描くのが好きだ。
好きで描いて、描いて満足してる。
そして伸びる。

彼らは私のように、隣の芝を見て一喜一憂するようなタイプには思えない。
そこが、それこそが、絶対的な差のように感じてしまう。

結局、「他人と比較せずに楽しめる性格でなければ成長できない」のかと疑っている。
前述した精神的な解法が大事なんだろうけど、この点はググっても出てこない。