(40) 働けない・働きたくないことが理解されない

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何から語ればいいのか。
書き出してみると、悩みは山積みで、並行して考えるなんて無謀だと分かった。
どうにか分類して書きたい。

人は他人に興味がないから、誰も読んでくれる人なんていないと思うが。

ヒステリー女

癇癪持ちのヒステリーな姉が本当に嫌いだ。暴力的な父親がアル中で亡くなったと思ったら、姉も暴力的な思考だった。
価値観が合わないとわかっているから距離を置いてきたが、俺が働けずにいることが気に入らなくて、それを母にぶつけている。その通話を聞いた。

引きこもりは甘えだとか、家から追い出せばまともになっていると信じているタイプで、本人のことを何も理解していない。
俺は家事するようになって、料理もするようになって、「難しいことも一つずつ」とか「(仕事でなければ)失敗しても次に活かせばいい」と思えるくらいには精神的な健康はマシになったのだが、
そんなことはヒステリー女には関係ない。

ヒス女は欲しい答え以外を聞く気が無い。だから「就職してカネを稼がないと生きていけない」という問題を解決できなければ、どんな小さな成功も成長もゴミとしか考えない。
母の「最近は家事も料理もするようになった」というフォローに対し、「じゃあ今までは何をしてたん」と。

出来なかった頃の話を持ち出したら、なんとでも言える。
批判するための材料を探すんじゃあない。
成長を認めろよ。
口では「心配してる」と言っているらしいが、やっていることは自分の思いどおりにしたいだけの「脅迫」だ。

自分なりに頑張ってきたが、ブログで生活費を賄えるワケでもなく、そんな人生を送っているのは俺自身の責任だから、母が罵倒されている姿を見るのも耐えられなかった。

最近は調子が良かったこともあって、「働いて失敗しても次の場所に行けばいいだろ」と考えることができた。
そのせいで、母を心配させないために「ハロワに行く」と言ってしまった。
以前自殺を思い浮かべたときも、「死んだら母が悲しむ。だから死ねない」と我慢した。今回も他人軸だった。

追記 – 2022年11月26日

モラハラの特徴が当てはまったので記録。

本音は「働きたいけど働けない」

この二日間、うつ病が酷かった頃を思い出していた。
緊張してしまう自分が嫌いだ
動揺して、パニックになって、体がこわばって、喉が渇く。胃も痛くなる。
目の前で罵倒されたら言い返せないことを自覚してる。

ずっと落ち着かなかった。
うつ病のときと同じように、寝ているときだけ悩みから解放される。
死にたいという気持ちの手前で踏みとどまっているが、暗い気分には変わりがない。

Youtubeで「働きたくない」「働くのが怖い」に関連する動画を探してどうにかしようとした。

部屋に戻ったとき、ずっと繰り返し頭に浮かんだことは、「働きたくない」だった。それが本音なんだろうか。

俺みたいな人間でもやっていける場所があるのなら働きたい。
俺みたいな奴でも役に立てる職場があるなら、力になりたい。
でも、そんな場所は無い。
感性が豊かでも、カネにならなければ意味がない

Youtubeで見つけた動画。
こういう場があればいいんだけどな……。
ここは新幹線も通ってない田舎県の、さらに田舎なんだから。
お客さんが「30分でもいいよって気が楽だわ そんな会社はない」と言っていて、やっぱり社会は非合理で不完全だと思った。

21歳も15歳も、まだ充分に取り戻せる。
俺はもうダメだ。

社会不適合者はサンドバッグ

「働きたくない」なんて言うとすぐ「甘えだ」と批判されるんだろう。
より正確には「働くのが怖い人を理解してくれるような場所があれば構わない」のだが、そんな理解のある人は滅多にいない。
それどころか、俺は社会人を信じていない。信じられない。

真面目なことを言うと「コイツ接しづれぇな」という空気を感じるのが嫌いだ。

趣味やこれまで何をしていたかも聞かれたくない。
俺が時間を割いているのは趣味ではなく練習や作業だし、しかもカネにならない。
評価が下がるから「趣味がない」なんて言えないし、「絵を描いてる」とか「ブログをやってる」とか言っても反応が薄いのが簡単に想像できる。
「どんな?」と聞かれたら【相手が知りたいのだから】【理解できるように】答える理系思考で、でも相手は耳に入れるだけで別に理解はしていないし、何だったらとりあえずメモするだけで興味なんて本当は1ミリもない。
「何で聞いたんだ」と考えてしまう俺がどうせ悪いのだ。

社会のレールから外れた30代が就職なんて、社員からすれば見下せる存在だろう。Twitterやら5chやらで「こんな新人が入ってきた」なんて悪口を言われる。
そして仕事に馴染めなくて失敗したり辞めようものなら、それもまた悪く言われる。
そういうところを見てきた。

(一方で、Twitterで「働きたくない」で検索するとほぼリアルタイムでツイートされているのがわかる。みんなリアルでは言えないからTwitterにこぼしているんだろう。)

働きたくない – Twitter検索 _ Twitter

結局、ニートとか、引きこもりとか、社会不適合者はサンドバッグ。
人権は無い。
理解なんてされない。
ストレス発散のはけ口にされる。
少子化・人手不足なんて心配している奴はいない。

Youtubeで見つけた動画2。
社会=小学校」という喩えに納得した。
先生のいない小学校。
だから社内でいじめも起きるし、パワハラ上司も存在する。

不安がなくなるのは死んだとき

だから、不安の理由が尽きない。
上手くいかない想像が尽きない。

  • 仕事のある市街まで車で1時間。雇われるだろうか。続けられるだろうか。遅刻したくない。事故を起こすのが怖い。
  • 制服やスーツが嫌い。社会人マナーが堅苦しくて憶えられない。失敗を晒せない。電話も嫌い。
  • 自信がない。面接のように品定めされるのが嫌い。社会のレールから外れたことでバカにされたくない。
  • 失敗して迷惑をかけたくない。すぐに辞めるなんて迷惑をかけたくない。

「働けるなら働きたい」という意思だけではどうにもならない。
それ以上に、不安が大きすぎて、就職する前・後のどちらも怖くて怖くて仕方がない
雇われるかどうかも、続けられるかどうかも、生きていけるかどうかも、すべてが不安で、すべて自分が背負ってる。

「いつまでも あると思うな 親とカネ」

安心できる材料はなにも無い。

真面目で責任感が強いという呪い

失敗しないために、成功するために真面目に考えて、それ自体が間違いだったと知ってショックだった。
創作も同じだった。
世の中に通じる「こうあるべき」というハードルを自分で設定して、それを乗り越えられずにチャンスを逃してきた。
気づいたときにはこの有様。

もっとバカになれた方が、人生はラクだったんだろ。

真面目で責任感が強くたって、学校の教員が喜ぶだけだ。
自分は優れていると勘違いした。
ルールを守っていただけ。
真面目さなんて、社会じゃあ通用しなかった。

失敗なんてしたら、腹を切って死ななければならないくらいの重圧を感じている
謝罪の言葉は不可欠だとしても、許されるとは限らない。

手抜きが下手だった。
「こうあるべき」だと考え、そうでないものを大切にしなかった。

必要なら飛び込んでいける性格が羨ましい。
就職も恋愛もセックスも衝動でできる人間がうらやましい。
どうすればいいか考えて、考えて、考えて。そして自殺するような経緯がまともなワケがない。

今季話題のアニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」の6話。
「働きたくない」「社会が怖い」というコミュ障の主人公が、将来の不安を飲酒で中和している年上キャラから「絶対お酒にハマる(?)タイプだよ。絶対そう」と言われ未来の自分を想像するシーン。
コメントでは、自室が空き缶の入ったゴミ袋で埋まっているシーンが視聴者の心にグサリと刺さったものが多かった。

ぼっち・ざ・ろっく! [アニメ無料動画配信]|ニコニコのアニメサイト:Nアニメ

ここに共感できなかったのは、俺が酒もタバコもギャンブルも女遊びもしてこなかったから。
ソシャゲのガチャも買ってない。
ゴミも捨ててる。

社会に復帰しなければならないと思っていたから、酒浸りになるなんてあり得ない。あってはならないこと。
それ以前に、カネが減るのが怖かった。
酒の美味しさが分からなくて依存せずに済んでも、こんなザマだけど。

心の拠り所を捨てなければならないという恐怖

もし働くことになれば、また自分が好きなものを捨てて生きなきゃいけない。
職業訓練のときがそうだった。

日誌を小学生のような感想で埋めるワケにはいかないから、頭を捻って小難しく書いた。当然時間がかかる。
17時の電車で、帰宅ラッシュに巻き込まれながら田舎に向かい、車で帰り着くのは19時前。
夕飯と風呂と復習で、22時には寝ないと次の日に遅刻してしまう。
プライベートの時間は1,2時間あるかどうか。

誰とも話せず、カネが出るワケでもなく、楽しみなんて無かった。
あるのはプレッシャーとストレスだけ。
苦しくて続かなかった。1ヶ月で辞めた。自分のために逃げた。

今の絵の習慣も失うのだろうか。
生きていくカネを得る代償に、自分の一部を捨てなくてはならないのだろうか

ハロワまで遠い。駐車場が狭い。街だからレートの高い有料駐車場しかない。
建物が古く、中も雰囲気も暗い。若者向けの別館は新しいが、それももうすぐ行けなくなる。
就職を諦めずに無理をしていたときからもう8年も経つのか。

つらくても苦しくても、助けてくれる人なんて誰もいない。
頼れる人もいない。
ヒステリー女との間に入ってくれる人もいない。

今の回復具合で10年前に戻れたら、まだ新卒でやり直せたかもしれない。
自分ひとりで解決できないことを、自分ひとりでやらなきゃいけない。
それは無謀だ。ゆっくりと死んでいる。

追記 – 2022年11月24日

就職と向き合っていない行為に否定的になっているせいで、絵を描いていない。運動しながらの1時間のゲームも。
ずっと元気がない。ずっと怯えてる。習慣が崩れていく。

プレッシャーが苦しい。

人の声が聞きたくてウェザーニュースの生放送を流しっぱなし。コメントも多い。
起きてから寝るまで一日中やっているのが救い。

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